主に戸建住宅やマンションの建築パースを制作しているザルスタジオのご紹介です。

当スタジオは、普通の住宅やマンションを建てる際において最近では必ずといっていいほど目にする建築パースと絵を作成しています。昔は絵の具など色々な道具を使って絵画のように描いていましたが、今は主に3DソフトやCADを用いたコンピューターグラフィックス、いわゆるCGが主流です。
一般的には、完成予想図と呼ばれることが多く、その用途は様々です。ザルスタジオでは、広告に使われる高品質なものからプレゼンに使う低品質なものまで多様な範囲で制作を行っています。
外観でも内観でも建築にとらわれず、見た人の心に一瞬印象が残るような新しいパースをご提案しておりますので、一度ギャラリーなどもご覧頂ければ幸いです。

郊外にある戸建住宅を制作している建築パースです。

戸建住宅の外観を作成した建築パース

どんな建築物でもパースには、最高のアングルがあります。

上下で壁材が貼り分けられた建物を建築パースを使って表現してあります。共にウッドを横貼りで用いて制作してます。エントランス部分のアプローチ階段が六段程度あり入口が分かりやすくなっていて、外構部分は芝生を多く用いた建築パースにしております。背景には大阪のイメージを感じないように樹木を描き少し森の中にあるロッジのような雰囲気を出してあります。家自体に迫力をつけるようにアングルを決めた建築パースであるために、その分、屋根の見える面積が少なくなりました。広角を落として制作するべきか迷いましたが全体的な建物の印象を優先させて仕上げた結果このような建築パースとして仕上がる結果になりました。

色々な図面がありますが、建築パースは立体的な設計図です。

サッシは白で窓は格子窓、煙突があり軒樋や縦樋やダクトの表現も忘れてはいけません。実際に建つ建物は、細かい設備器具なども含めてデザインされています。よくパースでは設備系の金物は省略されていますが、あえてそれを表現します。それによってよりリアルなものが出来上がり、実際のものがイメージしやすくなるからです。

小規模な建物の建築パースをガルバリウムを使って制作しました。

建築パース

外装などの素材の表現は、建築パースの見せ所です。

白い凹み部分の壁は吹き付けタイルを使用してあり、黒の部分は二種類の素材で分けられます。玄関周りの壁については白壁と同じく吹き付けタイルを使用した建築パースとなっており、右側の二階まで伸びるエリアはガルバリウム鋼板を採用してあります。最近ではガルバリウムを屋根だけでなく壁にも使用することが多くなり、その結果、建築としての幅も広がった気がします。建築パースで制作する時には意外と困難なことも多いので悩みどころが増えたといっても過言ではありません。実際は建築を作るためのイメージ図として建築パースを描く訳ですからそこは問題にすべきところではないでしょう。

シンプルな建物の外観ほど、建築パースでは広角をつけてみる。

今回のような形状の家の場合は、落ち着いたカメラアングルで作成してはダメです。切り妻や寄せ棟のような複雑な家ほど落ち着いたアングルが良く、箱に近い外観ほど広角なのです。複雑形状は望遠気味にしないとどんな形の家なのか分からないようになります。これはパースでは致命的と言える現象でクライアントのNGは必須です。逆に箱形状でこれをやってしまうと寂しいイメージに・・・それを回避して更には迫力のある家にするためにはこの方法が一番ではないのかな。

切妻屋根が特徴的な家を制作した建築パースです。

建築パース

真正面からの建築パースほど高級感のあるものはない。

若干シンメトリーな建物を真正面から制作してある建築パースとなっております。真正面からの場合、着色立面図のようになりがちで立体感がなかったりすることもありそうに思われますが、意外とこの方がきれいな建築パースが仕上がることが多かったりします。ケースバイケースではありますが絵としてのバランスの問題でしょうか。大きく勾配のついた屋根が半分以上を占めていて重量感がありますので、家そのものがどっしりとして見えるかもしれません。エントランス部分の三角屋根も印象的な部分ではありますし、この建築パースの見せ場は何といっても瓦ということになります。壁はあくまでも引き立て役という感じですが重要なパーツであることにはかわりないのでしっかりと制作はしております。

建築パースといっても作成する上で色んな技法があるんですよ。

手描きとCGのような典型的なものは置いておいて、手張りとCGとでも言えばプロなら分かります。今はレンダリングの時代であり、とてもリアルなものがあっという間に仕上がってしまうこともしばしばです。だからといって何でもかんでも綺麗に仕上がってくるのかというとそうではないのです。典型的なのはタイルや瓦で、線の多い素材です。外観パースではよく登場するこの建材、制作者泣かせとも呼ばれます。レンダリングで仕上げてしまうと線がぼけてしまったり、ジャギジャギしてしまったりします。こういう時には手張りという古典的な手法も未だに用いられるのが現状です。そのような点にも注意してご覧頂ければまた面白いかもしれません。

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